スペイン女子エースのプテリャスがW杯予備登録メンバー入り…グループステージで日本女子と対戦

スペイン女子代表が女子ワールドカップに向けて30選手の招集を発表し、その中にアレクシア・プテリャスが選出された。

7月にオーストラリアとニュージーランドの共同で開催される2023年女子ワールドカップ。グループステージで日本女子代表などと同組に入ったFIFAランキング6位のスペイン女子チームは、12日に予備登録選手30名を発表した。

その中に、女子バロンドールを2年連続で受賞したバルセロナのスター選手であるプテリャスが選出された。同選手は昨年に行われた女子EURO2022開幕の直前に膝の前十字靭帯を断裂する重傷を負い、長期離脱を強いられた。それでも、4月にチームに復帰しており、先日のバルセロナ女子がヴォルフスブルク女子に3-2で逆転勝利した女子チャンピオンズリーグ決勝の舞台にも立っていた。

ホルヘ・ビルダ監督はプテリャスについて「アレクシアはとても重要な選手で、彼女がしっかりと回復したことは最高のニュースだ。負傷により、EUROでは彼女がいなかったが、今私たちには彼女がいる。重要なことはリストにいる選手たちが代表チームのために献身的ということだ」と話し、女子ワールドカップに向けて続けた。

「私たちは遠くまでいきたい。すべての試合で勝つつもりで、私たちには最高の野心がある。私たちにとってこれが3度目のワールドカップで、この舞台に立つまでに何年間も取り組んできた。私には自信があるし、モチベーションも高い。私たちは最高のチームと同等のレベルだ」

なお、スペインではプテリャスの他にもマリオナ・カルデンティやアイタナ・ボンマティらが順調に予備登録メンバー入り。今後のトレーニング合宿を経て6月30日に登録メンバー23名が決定する予定だ。