トッテナムの主将ソン・フンミンは、ヨーロッパリーグ（EL）優勝後にドイツ『RTL』のインタビューに応じた。
21日に行われたEL決勝戦で、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。42分にブレナン・ジョンソンのゴールで先制すると、その後は終始相手に押される展開に。それでも執念を見せて守りきり、1-0で勝利。1984年以来、実に41年ぶりとなるヨーロッパ主要大会でのタイトルを獲得し、2008年を最後に17年間続いていた無冠にも終止符を打った。
そして試合後、ドイツでELを中継する『RTL』のレポーターがソンを直撃。ハンブルガーSVやレヴァークーゼンに在籍した経歴を持つ韓国代表は、心境を問われた際にドイツ語で「何て言っていいのかわからないよ。今、世界中で一番の幸せ者なのかもしれないね。チームメイト、クラブ、スタッフ、みんなに感謝している。とにかく、ものすごく幸せだよ」と喜びを爆発させた。
また、チームのメンタルを「スーパーだ」と称賛したソンは、長年の“相棒”だったハリー・ケインにもメッセージを送った。2023年夏に移籍するまで8年間共闘し今季バイエルン・ミュンヘンで悲願のブンデスリーガ初優勝を達成したイングランド代表FWに向け、「ハリー！僕たちもトロフィーを勝ち取ったよ！」とガッツポーズで喜びを伝えている。