ユヴェントスOBのアレッシオ・タッキナルディ氏がイタリアラジオ局『TMW Radio』のインタビューに応じ、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの今後の活躍に太鼓判を押した。
昨夏のFWクリスティアーノ・ロナウド退団後、決定力が課題とされてきたユヴェントス。チャンピオンズリーグ（CL）出場圏の4位以内の確保を目指すマッシミリアーノ・アッレグリ監督のチームは今冬、2021年にC・ロナウドの前年の記録に並ぶ年間33ゴールをマークした若き逸材、ヴラホヴィッチをフィオレンティーナから獲得することに成功した。
22歳のセルビア代表FWは、移籍直後に行われた6日のヴェローナ戦で先発。ビッグクラブでのデビュー戦に臆することなく、13分にFWパウロ・ディバラのアシストからいきなり先制点を挙げて2-0での勝利に貢献した。1994年から2007年にかけてユヴェントスでプレーしたタッキナルディ氏は、古巣で華々しいデビューを飾ったヴラホヴィッチについて自身の見解を示した。
「強い選手はピッチに入るなり違いを作り出す。ユニフォームの重みを感じることはない。20歳になれば、強い選手は見て分かる。（アルバロ）モラタは（カルロス）テベスのようなタイプの選手を必要としていたが、まさにそんな特徴を持った選手がやって来た。ヴラホヴィッチは最強の選手になれるだろう」