ローマのクリス・スモーリングが、サウジアラビアのアル・ファイハに加入するようだ。『BBC』が伝えた。
現在34歳のスモーリングは、ユース時代を過ごしたメイドストーン・ユナイテッドでキャリアをスタートさせると、2008年からはフラムに移籍。2010年にマンチェスター・ユナイテッドへ加入すると、2度のプレミアリーグ制覇に貢献するなど、数多くのタイトルを獲得した。2019年からはレンタル移籍を経てローマへと活躍の場を移し、2021-2022シーズンにはカンファレンスリーグ優勝に貢献している。
しかし、昨季途中からダニエレ・デ・ロッシ監督が就任すると怪我もあり出場機会が減少。公式戦12試合の出場のみに終わり、契約が今季限りのため去就が注目されていた。
『BBC』によると、スモーリングはセリエA第3節のユヴェントス戦後、アル・ファイハでメディカルチェックを受け、問題がなければ月曜日の移籍期限前に移籍を完了させる予定とのこと。これによりスモーリングの5年間のローマ在籍期間が終わることになると伝えている。