セビージャ復帰のセルヒオ・ラモス、その年俸は約1億6000万円…サウジアラビアからオファーされた額の20分の1

セビージャ復帰のセルヒオ・ラモス、その年俸は約1億6000万円…サウジアラビアからオファーされた額の20分の1セビージャ復帰が正式に発表されたDFセルヒオ・ラモス。37歳のベテランDFは、大金に目もくれず古巣帰還を果たしたようだ。

セビージャは4日に自クラブの下部組織出身S・ラモス獲得を正式発表。19歳でレアル・マドリーに移籍し、同クラブとスペイン代表での活躍でフットボール界の生ける伝説となったDFと1年契約を結んでいる。

昨季限りでパリ・サンジェルマンを離れたS・ラモスに対しては、サウジアラビアからオファーが届いていたことも報じられていた。アル・イテハドが年俸2000万ユーロ（約32億円）という額で契約を結ぶことを望んでいたとされる。

だがしかし、S・ラモスが地元のクラブを思う気持ちは、金では動かせなかったようだ。スペイン『ABC』曰く、同選手がセビージャで受け取る年俸はネットで100万ユーロ（約1億6000万円）弱。サウジから提示された額の20分の1でも、セビージャに復帰することを強く希望していたという。

なおS・ラモス本人は、セビージャ復帰の理由を、次のように説明している。

「僕は家に帰りたかった。ここに帰らないでほかの場所に行く意味なんてない。僕はずっと、父、祖父、セビジスモ（セビージャ主義）、プエルタらに負い目を感じていたんだ」

「僕にとってセビージャには大きな意味がある。今こそ、家に帰るときなんだ」