マンチェスター・ユナイテッドとドルトムントは、FWジェイドン・サンチョのレンタル移籍完了が迫っているようだ。
エリック・テン・ハーグ監督との衝突による「規律問題」で、昨年9月からマンチェスター・Uのトップチームを外れているサンチョ。復帰が果たされないまま1月に突入すると、これまで複数クラブへの移籍が話題となっていた。そして、2017年～2021年まで所属したドルトムントへの復帰が間近に迫っているという。
『The Athletic』によると、サンチョは10日にドイツへと出発。両クラブはシーズン終了までのレンタル移籍完了に向けて最終調整を行っており、すべてが順調に進めば12日までにメディカルチェックを完了し、正式に契約を結ぶようだ。
また、ドルトムントはレンタル料として最低350万ユーロ（約5億6000万円）を支払う模様。給与の一部を負担し、成績に応じてボーナスも発生する可能性があるという。一方で、買取オプション等は付帯しないと伝えられた。
マンチェスター・Uでは82試合12ゴールと、期待されたほどの活躍を残せなかったサンチョ。移籍前の4年間で公式戦137試合50ゴール64アシストを残し、DFBポカール優勝も達成した古巣で再出発を図ることになりそうだ。
