ローマのレジェンドのフランチェスコ・トッティ氏が13日、元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリ氏が配信するTwitch（ツイッチ）チャンネル「Bobo Tv」に出演し、パウロ・ディバラらに賛辞を贈った。
ローマの下部組織出身で、現役時代はクラブ一筋を貫いたバンディエラのトッティ氏。かつて2001年に中田英寿氏らとともにスクデットを獲得した47歳は、古巣ローマのディバラとロメル・ルカクのコンビを絶賛し、太鼓判を押した。
「ディバラがこのチームの要だ。それからルカクのパワーがある。元サッカー選手として言うが、2人はセリエA最強で完璧なペアだ。2人がこのことをさらに証明してくれることを願っている。すべてはディバラのフィジカルトラブル次第だろうか。ルカクに4、5回ボールを供給すれば、1回はゴールに叩き込んでくれるはずだ」
一方でローマのレジェンドは、12日に行われたラツィオとのローマダービーを振り返り、古巣に苦言を呈した。
「昨日のダービーでローマのFW陣は誰も枠内シュートを打っておらず、（リック）カルスドルプただ一人だった。ローマには上位4位以内にたどり着ける力がある。数年間にわたってUEFAチャンピオンズリーグ（CL）に出場していないが、いまこそCLへ復帰するべきタイミングだ」
「重要な補強もしていて、上手く融合すれば4位以内に入れるだろう。ただ、バックアッパーが数人必要だと思う。とはいえ、私が知る限り1月の移籍市場での補強は難しく、ほとんど変化を起こせないものだ」