期限付き移籍中の21歳ローマ所属FWが『TikTok』使用して強制送還…「SNSを止める」と謝罪も

【欧州・海外サッカーニュース】ローマ（セリエA）からヴィトーリア・セトゥバル（プリメイラ・リーガ）に期限付きで加入したミルコ・アントヌッチだったが、SNSでの振る舞いが問題に。

イタリアの若手選手ミルコ・アントヌッチが、『TikTok』を使用したことで期限付き移籍を打ち切られた。

ローマに所属するアントヌッチは、1月からポルトガルのヴィトーリア・セトゥバルに期限付きで加入。ここまで公式戦6試合に出場し、1ゴールをマークしていた。

しかし21歳の同選手は、ヴィトーリアが1-3で敗れたボアヴィスタ戦後に『TikTok』に笑顔でダンスする動画を投稿。これが問題視されていた。

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アントヌッチは公に謝罪。自身の『Instagram』で「僕は自分がした間違いを自覚している。ファン、クラブ、コーチやチームメイト、不快な思いをした人に謝りたい。ソーシャルメディアを止めるつもりだ。ヴィトーリア・セトゥバルのユニフォームを着て汗をかく姿しか僕を見ることはないだろう」と謝意を綴った。

しかし、この謝罪は届かなかったようで、アントヌッチはローマに帰還することが決まった。ヴィトーリアのジュリオ・ヴェラスケス監督は「ローンは今終わり、彼を戦力として数えることはできない」と認め、選手の振る舞いがクラブの歴史や価値にふさわしものではなかったことを説明した。

次の試合

「ヴィトーリアの選手は24時間、このクラブのバッジが意味すること、クラブの歴史、ファンへのリスペクトのために振舞わなくてはならない。クラブ、首脳陣、コーチ陣、スタッフは、ローンで来た選手がピッチ内外でヴィトーリアの選手として求めらない選手であったと理解している」