Roma Conference League celebratingGetty

モウリーニョ率いるローマ、11月の日本ツアー計画の詳細を地元紙が特集!ザニオーロも来日へ?

11月に計画されているとみられるローマの日本ツアーについて、地元紙『ローマ・トゥデイ』がスポットライトを当てた。

昨シーズン、ジョゼ・モウリーニョの下でヨーロッパ・カンファレンスリーグを制し、クラブ初の欧州タイトルを手にしたローマ。今夏にはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラらを補強し、さらなる高みを目指すチームは、カタール・ワールドカップ(W杯)によるリーグ中断中に来日する計画を練っていることが頻繁に報じられている。

そしてローマの地元紙も、「ローマが日本へ飛ぶ」との見出しで注目。「ローマはミニツアーのために来日する準備ができている。クラブの狙いは、日出ずる国においてローマブランドを広めると同時に、選手たちのコンディションを高い状態で維持することにある」などと説明している。

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またその背景について、「ローマは、新たな収入源や投資のパートナーとして日本のマーケットに目を向けている」と指摘。「日本との絆は、ローマ女子チームのユニフォームを身にまとった初の日本人女子選手、ミナミ(南萌華)の獲得からもうかがえる」と続けたほか、「現代自動車に代わってローマの新スポンサーとなったトヨタの存在」にも触れた。

さらに地元紙は、ツアー日程にも言及。出発日は「まだ未定」としつつ、「ローマは、11月末頃に1週間ほどの予定でツアーを実施することを考えている」とし、ローマ関係者がすでに来日して練習用のピッチやスタジアム、ホテルなどの施設の視察を行っていることを伝えた。またローマの日本ツアーについて、近日中にもクラブから正式発表が行われる見通しであることも指摘している。

■W杯不参加のザニオーロらが来日メンバーに?

次に日本ツアーの技術的な側面についても注目。「モウリーニョは、W杯に参加しない選手たちのフィジカルコンディションを高い状態で維持するために、日本ツアーを活かすことになる」と綴った。このため、MFニコロ・ザニオーロやFWアンドレア・ベロッティ、DFレオナルド・スピナッツォーラなどW杯出場を逃したイタリア代表メンバーが参加する可能性が考えられることになる。

そんなローマについて、ローマ生まれのロマニスタであるイタリア人ジャーナリストで、有名司会者のマウリツィオ・コスタンツォ氏は『コリエレ・デロ・スポルト』紙上において、「ローマがツアーで日本へ行くと読んだ。ただ試合をしにいくのか、それとも首都の伝統的なチャントも聞けるのだろうか。またザニオーロは日本へ行くのだろうか」などと反応を見せた。

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