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レアル・マドリー監督アンチェロッティ「久保建英は良いプレーを見せた。危険な存在だったよ」

レアル・マドリー監督アンチェロッティ「久保建英は良いプレーを見せた。危険な存在だったよ」17日のラ・リーガ第5節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・ソシエダ戦に2-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、ソシエダMF久保建英のことを「とても危険」な選手だったと振り返っている。

レアル・マドリーはソシエダを相手に苦戦。キックオフから5分後、久保の縦パスを起点にバレネチェアに先制点を決められると、その後も久保を中心とした攻撃から何度も決定機を許している。だが後半になるとバルベルデのミドル、ホセルのヘディングシュートで2得点を決めて、お得意の逆転勝利で開幕5連勝を果たした。

試合後、ベルナベウの地下2階にある会見場に姿を現したアンチェロッティ監督は、衝撃的なプレーを連発し、この日の主役の一人となった久保についても言及。前半に久保への対応に苦慮し続け、それでも後半になって2ゴールをアシストしたDFフラン・ガルシアについて問われた際、日本人MFのプレーについても触れている。

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「彼(フラン・ガルシア)は苦しんでいた。久保は良いプレーを見せていたし、とても危険な存在だったよ。それでもフランは良質な攻めから二つのファンタスティックなアシストを記録し、私たちを勝たせてくれたんだ」

開幕5連勝と好調のレアル・マドリーだが、その内3試合で相手チームの先制を許している。

「5試合の内3試合をビハインドを負ってスタートさせた。逆転できる力があるのは素晴らしいが、それでも回避しなければならないことだ。点差を埋めるのは骨が折れることで、もっと努力する必要が生じるわけだからね。私たちはチームとしての団結心、エネルギー、意思の強さで逆転勝利を成立させている」

「前半は悪くなかった。彼らはDFラインをかなり高く設定しており、だから私たちは前線からプレスを仕掛けた。彼らのゴールは私たちが意識していたパターンだった。彼らはいつもああやってゴールを決める。メリーノやブラヒム……ではなくブライスらが飛び出してきてね」

「私たちはそうした彼らのプレーについて話し合っていたし、うまくコントロールしていたはずだった。しかし、そうしていても相手のクオリティーが上回る場合もあるということだ」

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