ダービーに敗れたレアル・マドリーだが、内部では様々な声が上がっているようだ。
20日に行われたラ・リーガ第7節で、アトレティコ・マドリーとのダービーマッチを1-2で落としたレアル・マドリー。しかし試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督が「主審は哀れな男。彼を指名した人々を祝福する」と強烈な批判を行うと、公式メディア『レアル・マドリーTV』も「VARは大会とレアル・マドリーに大きな損害を与えている」と判定に対する不満を爆発させた。さらにラ・リーガのハビエル・テバス会長との衝突に発展するなど、大きな騒動となっている。
そうした中で『The Athletic』は、「レアル・マドリーの激しい反応:おなじみの怒りと新たな懸念」と題し、関係者の取材で内部から様々な声が上がっていると指摘。公の場でモウリーニョ監督やクラブが判定への不満を爆発させた一方で、クラブや選手関係者からは「新たな苛立ち」が聞こえてきたという。
あるトップチーム選手の関係者は、アトレティコ戦について「これまでと何も変わっていないことが露呈した」とし、試合について「大惨事だ」と語ったという。また別の関係者は、「中盤でのコントロール不足」や「選手の姿勢」が「昨季と全く同じだ」とし、さらに「バルセロナのロドリを見ればわかるが、それこそがこのチームに欠けているもの。今回のインターナショナルウィークはとてつもなく長く感じられるだろう」と指摘したようだ。さらに、別の関係者は「審判の問題よりも、フットボールそのものの問題のほうが重要だ」と断言したと伝えられている。
昨季はシャビ・アロンソ前監督の解任やフェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニの殴り合いに発展した衝突など、ロッカールーム内での緊張関係が何度となく報じられていたレアル・マドリー。今夏に復帰したモウリーニョ監督の下、最初の公式戦7試合で6勝を挙げるなど上々のスタートを切っていたが、このダービーの敗戦によって内部から様々な声が上がっているようだ。
一方で同メディアによると、モウリーニョ監督やスタッフは非公式な場で内容面についても自省し、敗戦の重要な要因として「指揮官が夏に求めていたクリエイティブな中盤の不在」が挙げられた模様。この見解はクラブ内や複数の選手関係者にも共有されているとのこと。しかし、クラブ内部には「反マドリディスタキャンペーン」により不利に立たされていると心から信じている人も存在し、蔓延する被害者意識が生む緊張状態が日々の業務に悪影響を及ぼしていると感じている人もいるようだ。今後の動向に注目が集まっている。






