レアル・マドリーは、今夏の移籍市場でのパリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペ獲得が「不可能」であると考えているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
PSGと2024年まで結ぶ契約について、1年の延長オプションを行使しないことで騒動を巻き起こしているエンバペ。PSGが今夏での売却を希望しているとの報道もあるが、マドリーのプランにこのフランス代表FWの獲得は依然として含まれていない模様だ。
『マルカ』曰く、マドリーはエンバペの周囲で起こっていることから「目を背けてはいない」ものの、同選手に対する意見も変えてはいない様子。同クラブはエンバペについて「金に捕らえられた選手」と話しており、「彼はPSGとの契約を延長しない意思を示しただけ」と考えているという。
エンバペはPSGにあと1年残ることで年俸+各種ボーナスによって、フットボール選手としては類を見ない大金を手にできるとされるが、『マルカ』によれば同選手は今夏移籍しても手にできた全コンセプトの収入2億4000万ユーロ(約380億円)を要求するとのことだ。とはいえ、PSGに移籍金を引き下げる考えはなく、マドリーにも移籍ボーナスなどを支払う余裕はないとみられる。
マドリーは「このフランス人のことを信じていない」とのことで、信じるのはこのままPSGと契約を延長せず、他クラブとの交渉が可能になる「2024年1月にサインを記すとき」のみようだ。『マルカ』は「エンバペが今後の2カ月間、(マドリーの本拠地サンティアゴ・)ベルナベウに姿を現すことは本当にないのだろうか? そのように見えるし、そうなるだろうし、(クラブは)そう考えている。(マドリー練習場)バルデベバスでは何も包み隠すことなくそう言っている」とも記し、マドリーに今夏エンバペを獲得する意思がないことを再三強調している。
同紙はまた、マドリーが今夏エンバペ以外のFWを引き入れる可能性があるかどうかについても記載。「テーブルの上に(獲得候補の)名前はあるが、そうしたオペレーションに立ち向かう意欲はあまりない」とのことだ。その理由は「財政、クラブ、とりわけドレッシングルーム内の平静さ」を考えてのことで、今夏ホセルに続くさらなるFW獲得の可能性は低いとみられている。


