セリエA第27節ローマvsサンプドリアでは、2-1でローマが逆転勝利を収めている。サンプドリアにとっては悔しい敗戦となったが、サンプドリアの指揮官クラウディオ・ラニエリはリスペクト精神を忘れていない。
試合では、前半にサンプドリアが先行したものの、後半にローマFWエディン・ジェコが驚愕ボレー2発を記録。スター選手が真価を発揮して試合を決定づけた。
逆転で敗れたサンプドリア指揮官ラニエリは「ジェコが違いを生み出した。それに尽きる」とボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWを称賛した。試合後、『Sky Sport Italia』に対して語っている。
「我々はローマ相手に多くのチャンスを生み出した。最後の精度はもっと高める必要があったと思っている。数日前のインテル戦よりはパフォーマンスが改善されていただけに、この結果は残念だ。ただ、チームとしては好調だし、選手たちもよくハードワークできている。あとはもう少しの勇気とフィニッシュ精度だね」
ラニエリは「それにしてもローマの同点弾は素晴らしい質だった。(ロレンツォ)ペジェグリーニの浮き球パスは高さやスピードが絶妙だったし、それをダイレクトで決めたジェコもまたすごい。だが2ゴール目はそれよりもはるかに素晴らしかった。あれはもう予測不可能だ。最後は(ブライアン)クリスタンテからのロングボールだったね。相手にはジェコのようなストライカーがいるわけで。もっと警戒すべきだった」と興奮気味に発言。結果的に逆転されたものの、2失点はどちらもスーパーゴールだったとローマの攻撃を手放しで称賛している。
これまでイタリア、イングランド、スペイン、フランスと様々なチームを率いたラニエリだが、ローマ育ちのロマニスタとしても有名。昨シーズン、2019年3月から終盤戦の短期間ながらローマを率いていたこともあり、ラニエリにとってジェコは1年前に直接指導していた愛弟子でもある。教え子の活躍で勝ち点を失った指揮官ラニエリだったが、勝敗は別にしてもローマの2ゴールは素晴らしい内容だったと見ているようだ。
「ポイントを手にすることができると思っていた。だがそれは叶わなかったね。今日は運が味方をしなかったということだ。明確に違いを生み出すには、ジェコのようなカンピオーネが必要だということ。その差が勝敗を大きく左右した」
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