バイエルンのハリー・ケインが、今冬の移籍市場でトッテナムに移籍したマティス・テルからのメッセージを明かした。『SPORT 1』が伝えた。
現在19歳のテルは、レンヌの下部組織出身で2021年8月にクラブ史上最年少の16歳3カ月19日でトップチームデビュー。2022年にはバイエルンへ加入すると、初年度から出場機会を確保し、クラブ史上最年少ゴールを記録した。
ただ、今季は熾烈なレギュラー争いの中で出場機会が減少。今冬の退団を希望した中、先日、今シーズン終了までトッテナムにローン移籍することが決まった。
かつてトッテナムのキャプテンとして長らく活躍し、昨シーズンからバイエルンでプレーするケインは、テルからメッセージが来たことを明かし、今後への期待を口にしている。
「彼は（トッテナムについて）僕に尋ねてきたんだ。契約が決まった時には、彼はメッセージを送ってきて、トレーニング施設がどれほど素晴らしいかを伝えてきた。彼はとても興奮していたよ。マティスには最高の結果を願っている。多くの出場機会を得られることを願っている。それが彼に必要なことだ」
「彼は成長し、ピッチ上で喜びと苦しみを経験する必要がある。トッテナムのことはよく知っているが、彼らは彼のことをしっかりと面倒を見てくれるだろう。彼がそこで活躍することを願っている。最高峰のレベルで自分の力を示すべきだ」
今回の移籍には買取オプションも付随されていると報道されており、確かな結果を残すことになればイングランドへの正式な移籍につながる可能性がある。