リヴァプールのアルネ・スロット監督は、アストン・ヴィラ戦を前にマーカス・ラッシュフォードについて言及した。『ESPN』が伝えた。
現在27歳のラッシュフォードは、ルベン・アモリム監督が指揮を取るようになったマンチェスター・ユナイテッドで出場機会を失い、今冬の移籍市場でアストン・ヴィラへの移籍を決断。ローン移籍を果たした。
そんなラッシュフォードは、さっそく先週末のイプスウィッチ・タウン戦でデビューを飾り、水曜日にはプレミアリーグ第26節リヴァプール戦での起用が注目されている。
記者会見でラッシュフォードについて意見を求められたスロット監督は、新天地でキャリアを立て直すことになると自身の見解を示した。
「もちろん、プレミアリーグを見ているのでマーカス・ラッシュフォードのことは知っていたが、実際に対戦したのは（プレシーズンの）アメリカ遠征が初めてだった。そのとき、彼のスピードには本当に感銘を受けたよ」
「彼は良い体格を持ち、ボール扱いも上手い。とても優れた選手だと思う。彼がヴィラでその実力を発揮することを願っているが、水曜日だけは例外だ。彼ほどのクオリティを持つ選手が、今後、数ヶ月でそれを示さないとは思えないね」
リヴァプールはアストン・ヴィラ戦以降、週末にはマンチェスター・シティ戦、さらに今月末にはニューカッスル戦を控えている。この連戦がシーズンの行方を左右する可能性があるかについては、「残り13試合あり、次の試合が最も重要だ。まずはアウェーのヴィラ戦に集中する。ホームでのウルブズ戦のように、我々にとっても、他のチームにとっても難しい試合になる」と語り、目の前の試合に集中することが大事だと述べている。