リーズ・ユナイテッドが17年ぶりとなるプレミアリーグ昇格を決めた。
16日に行われたチャンピオンシップ（英2部）でバーンズリーに1-0で勝利したリーズは、プレミアリーグ昇格に王手をかける。そして17日、2位のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンが敵地でのハダースフィールド・タウン戦に1-2で敗れ、同チームが残り1試合でリーズを逆転することは不可能となり、マルセロ・ビエルサ監督率いるチームのプレミアリーグ復帰が決まった。
また、3位ブレントフォードはリーズ同様に残り2試合を残しており、首位とは勝ち点6差。仮に18日のストーク・シティ戦で引き分け以下に終われば、リーズのチャンピオンシップ優勝が決定する。一方で、ブレントフォードが明日の試合に勝利したとしても、リーズが19日のダービー・カウンティ戦で勝ち点1以上を獲得できれば、タイトルを手にできる。
プレミアリーグに移行する前最後のイングランド1部王者であるリーズは、1990年代後半から2000年代前半にかけて強豪の1つとしてリーグに在籍。しかし、2003-04シーズンに降格すると、以降リーグ1（英3部）での戦いを強いられるなど低迷する。それでも、2010-11シーズンにチャンピオンシップに復帰すると、昨シーズンはプレーオフで敗れるものの、リーグ3位と昇格まであと一歩にまで迫っていた。
残り1枠を掛けた自動昇格争いは、WBAとブレントフォードの2チームに絞られる。消化試合が1試合多いWBAとブレントフォードの勝ち点差は17日現在、わずかに「1」となっている。また、3位から6位に与えられる昇格プレーオフ出場権は、フラム、ノッティンガム・フォレスト、カーディフ・シティ、ミルウォール、スウォンジー・シティ、プレストン、ブリストル、ダービーにチャンスが残されている。
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