フラムは、今シーズンで現行契約が満了を迎えるマルコ・シルバ監督に対し、新たな契約をオファーしたようだ。『BBC』が伝えている。
かつてエヴァートンやワトフォードを率いた経験を持つシルバ監督は、2021年にフラムと3年契約を締結。2022年にチームをプレミアリーグ昇格に導いた後、昨季は欧州カップ戦出場権を争いに導くなど、確かな手腕を発揮している。
しかし今季、フラムはプレミアリーグ11試合で3勝2分け6敗と成績が振るわず、降格圏と1ポイント差の15位に低迷している。それでも、フラム上層部はシルバ監督を高く評価しているようだ。『BBC』によると、今季限りで契約満了を迎える指揮官に4年間のオファーを提示したと伝えられている。
現在48歳のシルバ監督だが、今季の開幕前には上層部が「補強に消極的だ」と公に発言。夏の移籍市場では5名の獲得にとどまったことに苦言を呈していた。それでも、上層部は指揮官への信頼を強調し、今回の新契約をオファーしたという。今後の決断に注目だ。