フラムは23日、クリスタル・パレスからヨアキム・アンデルセンを獲得したことを発表した。
現在28歳のアンデルセンは、母国デンマークのユースチームを渡り歩き、2013年にオランダのトゥエンテへ移籍。そこでトップチームデビューを飾ると、サンプドリア、リヨンを経て、2020年にレンタル移籍でフラムでプレーした。2021年にはクリスタル・パレスと5年契約。公式戦112試合に出場するなど絶対的な主力となっていた。
そんなデンマーク代表DFを今夏の移籍市場を通してフラムが獲得を模索。最初のオファーはクリスタル・パレスが4,000万ポンド（約76億円）近い移籍金を要求したため却下されたが、最終的に3000万ポンド（約57億円）で移籍が成立した。アンデルセンはフラムと5年契約を結び、さらに1年延長するオプションがつくようだ。
アンデルセンは「ここに来られて本当に嬉しい。少し帰ってきたような感じがして、良い気分だよ。もちろん、クラブのこと、フラムのプレースタイル、多くの選手、一部のスタッフのことを知っている。だから誰かに説得してもらう必要はなかった。多くのことをすでに知っていたからね」とコメント。戻ってきたフラムでの活躍を誓っている。