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なぜポチェッティーノとチェルシーは契約解除?「本当の意味での双方合意」を有力メディアが分析

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チェルシーとマウリシオ・ポチェッティーノ監督の契約解除について、有力メディア『The Athletic』が分析している。

2022年にトッド・ベーリー氏とクリアレイク・キャピタルによる買収が成立したチェルシー。その後は超大型補強を敢行したものの、成績不振から次々に指揮官を変えることに。そして昨夏、ポチェッティーノ監督が2年契約で就任した。今季も終盤戦まで苦戦が続いたが、最後の5試合は全勝でプレミアリーグを6位で終え、欧州カップ戦出場権を獲得している。

そんなチェルシーだったが、シーズン終了後にポチェッティーノ監督との契約解除を発表。わずか1年での指揮官交代に現地では驚きが広がる中、『The Athletic』は「何ヶ月もの間続いた指揮官とクラブ上層部の問題を解決できなかった」とし、今回の決断を分析した。

以下に続く

同メディアは、昨年契約を結んだ際にポチェッティーノ監督が3年契約を望んでいたものの、チェルシー側が拒否して2年+1年オプションの契約を提示したことが「事実上、2023-24シーズンの終わりに契約延長か退団を約束するものだった」と、契約した段階ですでに別れの兆候があったと指摘。また、指揮官は2億21700万ポンド(約442億円)を費やしたモイセス・カイセド&エンソ・フェルナンデスの中盤ペアに当初は疑問を感じており、さらに自身が最も高く評価するコナー・ギャラガーの売却をクラブが進めていることも要因の1つになったという。また、指揮官自身はトップレベルでの経験が豊富な人間は自分しかいないとも感じていたようだ。

一方でチェルシー上層部は、ポチェッティーノ監督のトレーニング内容に不満を抱えており、それがケガ人続出につながったとも考えている模様。選手マネジメントに苛立ちを覚え、シーズン中のパフォーマンスの低下は「ポチェッティーノに明確なアイデンティティとプレーパターンが欠如しているから」との見解が定着していたようだ。さらに、4月に発生したPKキッカーを巡る騒動は「PKキッカーの順番を明確に設定しなかったから」と指揮官に責任があると判断。またこの騒動で指揮官が公の場で選手を激しく非難していたが、上層部はサッカーを“教育”することを求めていたため、この件も今回の退任劇につながったようだ。

そして『The Athletic』は、今回の退任劇は「本当の意味でお互いが一致しての決断」と分析。両者ともに意見が一致して決断に至ったと伝えている。

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