リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、FWダルウィン・ヌニェスの起用について語っている。
27日に行われたプレミアリーグ第3節で、敵地でニューカッスルと対戦したリヴァプール。25分にミスから失点すると、その3分後にはフィルジル・ファン・ダイクが一発退場になる苦しい展開に。それでも、77分から出場したヌニェスが直後に同点弾を奪うと、終了間際に劇的な逆転弾を決め、2-1と見事な勝利を掴んでいる。
昨夏に6400万ポンドとされる移籍金で加入したヌニェスだが、昨季はプレミアリーグで9ゴールにとどまることに。さらに激しいポジション争いから、今季は開幕から3試合連続でベンチスタートになっていた。
試合後、クロップ監督はヌニェスが「スーパー」で、投入時には「気合が入っていた」と説明。その上で「（ベンチスタートに）彼が満足していないのは明らかだ」としつつ、現在はチームを構築している段階だと説明した。
「彼がプレーすることに疑いの余地はない。我々には全員の力が必要だからね。新しい主力選手を加えて新しいチームになっているから、プレースタイルを見つける必要がある。時間が必要なんだ」
「2ゴールを奪っていて、彼も笑顔が絶えなかったね。チームにとって非常に重要なことだ」
開幕3試合で2勝1分けとなったリヴァプール。次節は9月3日、本拠地アンフィールドでアストン・ヴィラと対戦する。