オランダ代表FWメンフィス・デパイの代表チーム合流が遅れるようだ。
2024年にアトレティコ・マドリーを退団してブラジルのコリンチャンスに加入したデパイ。欧州から離れても一定の活躍を残す同選手は、オランダ代表の主力としてプレーを続け、2026年ワールドカップ欧州予選では、ここまで4試合で5得点2アシストを記録。9月のインターナショナルブレイクでは代表通算得点数を52得点に伸ばして同国最多得点記録を塗り替えた。
10月のインターナショナルブレイクでもオランダ代表に選出されたデパイだが、出国前にトラブルに見舞われた模様。5日夜にオランダに向けて発つ予定だったが、パスポートの盗難に遭ってしまったために飛行機に搭乗できず、代表チームへの合流が遅れると伝えられている。
オランダ代表を指揮するロナルド・クーマン監督は、デパイの合流が遅れることについて「何よりもメンフィス、そして我々にとって、これは不運だ。当然、インターナショナルブレイクをフルスカッドで始めたいものだ。しかし、それと同時にコントロールできない状況もある。我々は彼ができる限り早急に合流するために出発できることを願っている」と語った。
なお、オランダ代表は10月のインターナショナルブレイクで9日に敵地でマルタ代表、12日にホームでフィンランド代表と対戦する予定だ。