ナポリは、リュディ・ガルシア監督の就任を発表した。
今シーズンのセリエAで圧倒的な強さを見せて33年ぶり3度目の優勝を成し遂げたナポリ。しかし、歴史的な快挙に導いたルチアーノ・スパレッティ監督の退任が決まっており、新たに誰がチームを指揮するか注目が集まっていた。
ルイス・エンリケ監督やヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督らの名前が浮上していたが、ナポリは15日にガルシア監督が新指揮官に就任することを発表。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は自身の『Twitter』に「この10日間の話し合いの後、リュディ・ガルシアがナポリの新コーチになることを発表できることに満足している。彼を心から歓迎し、幸運を祈っている！」と綴った。
ガルシア監督は、2013年から2年半にわたってローマを指揮し、その後当時酒井宏樹が所属していたマルセイユを率いる。リヨンを経て、昨夏からサウジアラビアのアル・ナスルの指揮官に就任したが、今冬にクリスティアーノ・ロナウドが加入したものの、成績が振るわず、4月に解任されていた。
コーチングキャリアの中で、4-3-3や4-2-3-1を好み、攻撃的でポゼッションを高めて試合を支配し、ハイプレスを得意とすることから、デ・ラウレンティス会長がガルシア監督にセリエA王者を託すことを決めたと伝えられている。
