UEFAネーションズリーグ(UNL)は7日にリーグA・グループ3第1節が開催され、ドイツ代表はハンガリー代表と対戦。試合は5-0でドイツが勝利した。
MFトニ・クロースが昨季限りで現役を引退し、主将のMFイルカイ・ギュンドアンやFWトーマス・ミュラー、GKマヌエル・ノイアーらが今夏に母国で開催されたEURO2024を最後に代表引退を表明していたドイツ。心機一転となった9月のインターナショナルマッチウィークでは若手が躍動した。
この試合にフル出場して1ゴール3アシストと大爆発だった21歳FWジャマル・ムシアラ。プレイヤー・オブ・ザ・マッチ（POTM）に選出され、試合後のインタビューに応じた。次のように試合を振り返っている。
「ピッチ内外で4人の大きなキャラクターを失った。他の選手がその穴を埋めなければならないね。試合を重ねることで、ケミストリーが生まれ、互いの感触を確かめ合いながら、毎試合勝利を目指すことができる。 ネーションズリーグでは全試合に勝ちたいし、全試合をレベルアップのために使いたい」
「楽しむという要素は間違いなく重要だよ。ただハードワークするだけでなく、ピッチで楽しみたい。試合の両面を楽しみたいんだ。前線、中盤、後方、ピッチ上に多くのクオリティーがあるからね。みんながいいサッカーができるし、いいリズムでプレーできていると思うよ」
また、インタビューアーから「ドイツ代表でのベストパフォーマンスだったのでは？」と聞かれると「そうかもしれないね」と認めつつ、次のように見解を示している。
「全体的なプレーはもっとよくできたかもしれないとも思う。でも、大事なのは試合に勝ったこと。これで火曜日の試合（オランダ戦）が楽しみになったよ」