takumi-minamino(C)Getty Images

南野拓実ら主力の去就にモナコCEO「優先事項は今季活躍した選手たちを引き留めること」

モナコのCEOを務めるティアゴ・スクーロ氏は、南野拓実ら主力の去就について語った。

2022年夏にリヴァプールから加入したモナコで失意の初年度を送った南野。しかし今シーズン、アドルフ・ヒュッター監督が就任すると同選手は息を吹き返し、8月にはリーグ・アンの月間最優秀選手賞も受賞した。最終的に2位フィニッシュを飾ったチームの中で公式戦31試合で9ゴール6アシストを記録した。

来シーズンにはチャンピオンズリーグの舞台に戻ってくるモナコだが、今夏には主力流出の危機に見舞われる可能性もある。スクーロ氏はフランス『Get French Football News』のインタビューで、今シーズンに大活躍した南野やアレクサンドル・ゴロヴィンをチームにとどめておきたいと口にした。

以下に続く

「私たちが優先していることは、とても活躍した選手たちを引き留めることだ。タクミ・ミナミノとアレクサンドル・ゴロヴィン、君たちが名前を出した選手たちはとても良いシーズンを送った」

「そのような選手たちの売却は私たちの優先すべきことではない。しかし、正式なオファーが届けば、選手たちとも話をしなければならない。君たちが言及した2選手はチーム残留に完全に傾いている。特にチャンピオンズリーグがあるのだからなおさらだ」

また、契約満了を迎える主将ウィサム・ベン・イェデルらの引き留めにも前向きな発言を残したスクーロ氏は、2位で来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した今シーズンを振り返った。

「私たちは最終成績に満足している。クラブは継続してトップ3フィニッシュを果たしているが、チャンピオンズリーグで苦労している。私がここに就任したとき、その傷が将来の糧になると言った。スタッフは異なる結果を望んでいることを表現した。そして結果が出たが、改善することはまだたくさん残っている」

広告