minamino(C)Getty Images

「ゴロヴィンやベン・セギルの成長を助けた」モナコSDが期待に応えられない南野拓実を擁護

モナコのスポーティングディレクターを務めるポール・ミッチェル氏は、期待に応えられない南野拓実を擁護するコメントを残した。

昨夏の移籍市場でリヴァプールからモナコに移籍した南野。同クラブにとってこの移籍市場での最高額タイとなる1500万ユーロ(約21億円)にボーナスが加えられた金額で加入した日本代表MFだが、ここまで公式戦1ゴールのみと期待に応えられておらず、チーム内の序列を下げるなど難しい時間を過ごしている。

これを受け、マラング・サールとともに南野は今シーズンの失敗の補強のレッテルを張られる中、今夏にモナコのスポーティングディレクターから退くことになるミッチェル氏は、フランス『レキップ』で同選手らがチームに貢献していることを強調した。

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「選手を獲得するとき、私たちは常に彼らがイレブンを変えられるという考えを持っている。しかし、すべての新戦力が先発でプレーできるわけではないから、彼らはスタートでプレーすることに挑戦するためにチームにいる」

「タクミ・ミナミノはアレクサンドル・ゴロヴィンを最高のバージョンにしたし、エリーゼ・ベン・セギルの台頭を促した。マラング・サールは、アクセル・ディサシとギジェルモ・マリパンをさらに良い選手にした。ネガティブと思われがちなことだってポジティブなことになり得る」

また、ミッチェル氏は今冬にチェルシーに売却したブノワ・バディアシルの代役を獲得しなかった理由を説明し、モナコの補強方針についても語った。

「私たちは若手選手を育てなければならないから、彼らにプレー時間を与える必要がある。仮に3年前に2人の中盤の選手を獲得していれば、(オーレリアン)チュアメニや(ユスフ)フォファナは今のような選手になっていなかっただろう。私たちのディフェンダーに対しても同様のことが言える」

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