インテルは、センターバックの放出に備え、フィオレンティーナに所属する24歳のセルビア代表DFニコラ・ミレンコヴィッチとの接触を開始した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
今夏の移籍市場において、ユヴェントスを退団するFWパウロ・ディバラ獲得へ選手との基本合意が伝えられているインテル。さらにはチェルシーに所属するFWロメル・ルカクの再獲得を狙う一方、守備陣では、フィオレンティーナの24歳CBミレンコヴィッチをターゲットに定めた。
インテルでは、34歳のDFアンドレア・ラノッキアが契約満了により退団するほか、ビッグクラブから熱視線を受けるDFミラン・シュクリニアルおよびDFアレッサンドロ・バストーニ、またはDFステファン・デ・フライの中から1人の放出を検討。このため今夏は、新たにDF2人を獲得する方針であると見られている。
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その獲得候補の中で急速に序列を上げているのがフィオレンティーナの24歳ミレンコヴィッチ。インテルはすでに接触を開始し、選手の獲得へ動き始めた。ミラノのクラブは、トリノに所属するDFグレイソン・ブレーメルとの個人合意を取り付け、クラブ間交渉に臨んでいるが、ミレンコヴィッチの獲得も同時進行で行うことになる。
ミレンコヴィッチは、パルティザンの下部組織出身。2017年に550万ユーロ（約7.8億円）でフィオレンティーナに加入すると、パーソナリティや闘志、クオリティを示し、守備陣の要へと成長した。フィレンツェでの5シーズンで公式戦通算172試合に出場、14ゴールをマークするなどセットプレーにも強い。
