ミランは、バレンシアからユヌス・ムサを獲得したことを発表した。
アーセナル下部組織出身のムサは、2019年にバレンシアに加入して2020年にファーストチームデビュー。以降、チームの中盤の主力としてプレーし、チームが低迷した昨シーズンも公式戦37試合に出場した。また、アメリカ代表としてもプレーする同選手は、20歳ながらすでに27キャップを記録し、昨年のワールドカップ4試合すべてに先発出場していた。
そんなムサに対しては今夏の移籍市場で複数のクラブからの関心が届く。中でも、サンドロ・トナーリをニューカッスル・ユナイテッドに売却して中盤の補強を続けるミランが関心を寄せることがわかっていた。
そして4日、ミランはムサを獲得したことを発表。双方は2028年夏までの5年契約を結び、同選手は80番のユニフォームを着用する。また、バレンシアに支払われる移籍金は2000万ユーロ（約31億円）にボーナスが付帯すると伝えられている。
昨シーズンのチャンピオンズリーグで大躍進を見せたミランは、今夏の移籍市場で積極的な補強を継続。ムサは同クラブにとって、同郷のクリスチャン・プリシッチやルベン・ロフタス＝チーク、サムエル・チュクウェゼらに続く今夏8人目の新戦力となる。
