ミランが“ネクスト・ピルロ”トナーリの獲得発表！最大44億円の取引に

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】ブレシア（セリエB）で活躍したサンドロ・トナーリは、買取オプション付きの1年間の期限付き移籍でミラン（セリエA）に新天地を移すことが決まった。

ミランは、ブレシアからサンドロ・トナーリを獲得したことを発表した。

今夏の移籍市場でその去就に大きな注目が集まるトナーリ。“ネクスト・ピルロ”として知られる同選手は、17歳でブレシアのファーストチームでデビューを飾り、その後イタリア代表に招集され、昨シーズンには初挑戦となったセリエAでチームは降格したものの、大きなインパクトを残した。

この活躍を受け、今夏の移籍市場でインテルやユヴェントス、ミランといったセリエAの強豪に加え、プレミアリーグ勢、ラ・リーガ勢が興味を持ち、争奪戦の様相を呈する。一時はインテルがポールポジションに立っていたものの、先日にはブレシアのマッシモ・チェリーノ会長が同選手がミランを選んだと認めるなど、ステファノ・ピオリ監督率いるチーム行きに大きく近づくと予想されていた。

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そして9日夜、ミランは20歳のイタリア代表MFとの契約を発表。同選手は1500万ユーロ（約19億円）の買取オプションが付帯する1000万ユーロ（約12億円）での1年間の期限付きでサン・シーロのクラブに加入することが決まった。なお、インセンティブなどを含めると、この取引は最大で3500万ユーロ（約44億円）にまで上る可能性がある。

トナーリ獲得に尽力したミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏は「サンドロをロッソネリファミリーに迎え入れることをとても楽しみにしている。彼はクラブの将来の成功に大きく貢献できるだけの才能がある若手ミッドフィールダーだ」と加入を歓迎した。