2023年のバロンドールはリオネル・メッシが8度目の栄冠に輝いた。
フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が主催するバロンドールは、1956年に創設。全世界の記者投票によって“世界一”の選手が決められる世界的な栄誉となっている。
今回の“個人賞最高の栄誉”を巡っては、昨季52ゴールを記録し、3冠を獲得したアーリング・ハーランド（マンチェスター・シティ）も候補に挙がっていたが、アルゼンチン代表を36年ぶりのワールドカップ制覇に導いたメッシが8度目の受賞を果たすことに。ワールドカップでは7試合で7ゴールを挙げ、大会MVPにも輝いていた。
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メッシは受賞に際して「この瞬間を楽しむために、もう一度ここに来ることができて嬉しいよ。ワールドカップで優勝し、自分の夢を達成することができたんだからね」と喜びを語った。
さらに、母国のレジェンド、故ディエゴ・マラドーナに向けて「今日はディエゴのことを言いたかった。彼が望んだように、フットボールを愛する多くの人々に囲まれて、彼の誕生日を祝うのにこれ以上の場所はない。どこにいても、ディエゴ...誕生日おめでとう」と語った。
また、バロンドール受賞を逃したハーランドだが、「ゲルト・ミュラートロフィー」を受賞し、「まずはマンチェスター・シティ全体に感謝したい。家族や周囲の人々が今の僕を作ってくれた」と感謝した。
なお、バロンドールのランキングではハーランドが2位、キリアン・エンバペが3位となっている。
