元イタリア代表のクラウディオ・マルキージオ氏が14日のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、17日にアリアンツ・スタジアムで行われるユヴェントスvsローマになどついて見解を示した。
今週末に行われるセリエA第8節では、マッシミリアーノ・アッレグリ率いる7位ユヴェントスとジョゼ・モウリーニョ率いる4位ローマが激突する。過去に下部組織時代から長年にわたってユヴェントスでプレーした経験を持つマルキージオ氏が、ビッグマッチを前に自身の見解を示した。
「結果はどうなるか分からないが、もちろん素晴らしい試合になるはずだ。どちらも重要なチームであり、今後の展開や順位を見据えたうえで落ち着きを取り戻したいところだろう。したがって私は次戦で引き分けはないと思っている。両チームの監督は勝利を目指しているはずだ」
また、マルキージオ氏は今シーズンからユーヴェでプレーするMFマヌエル・ロカテッリと、ローマの主将MFロレンツォ・ペッレグリーニについて言及した。
「2人は才能ある選手だが選手として成熟を迎えた。ロカテッリはミランを経てサッスオーロやイタリア代表で経験を積んだ。一方のペッレグリーニはローマですぐさま素晴らしいパフォーマンスを見せ、ゴールも決めて（ジョゼ）モウリーニョのチームのリーダーになった。」
続いて元ユーヴェMFは、自身が注目している選手としてユーヴェでの2シーズン目を迎えたFWフェデリコ・キエーザを挙げた。
「私が今、夢中になっている選手はキエーザだよ。彼は実力を発揮している。まだ若い選手だが、特に攻撃面においてチームを背負って戦っている。彼のような若い選手の意欲と気迫あるプレーは、この時期において決定的だったと言える」