マンチェスター・ユナイテッドは、16歳の逸材JJ・ガブリエルの残留を諦めていないようだ。
マンチェスター・Uの育成組織出身で、昨年14歳にしてU-18チームに昇格したJJ・ガブリエル。すると、デビューシーズンでプレミアリーグU-18の年間最優秀選手に選出された他、今夏のプレシーズンマッチでトップチームデビューを果たすなど、公式戦の出場も期待されていた。しかし複数メディアの報道によると、選手の家族とクラブの間で軋轢が生じており、退団希望を通達した模様。6日の16歳の誕生日を迎えた時点で「退団を阻止する術はない」とされており、すでに複数の欧州ビッグクラブが関心を示している。
そんなJJ・ガブリエルだが、4日に公開された今季のチームフォトで姿は確認されたものの、イギリス『BBC』は「和解の兆しはない」と指摘。「彼が次にユナイテッドに関する試合に出場する時は、ほぼ確実に対戦相手になる」とし、退団は決定的だと伝えた。マンチェスター・U側は依然として選手登録権を保持しており、若手選手に対する保護責任の一環として事態の修復しようと何度も試みてきたようだが、現時点では状況は変わっていないとのこと。ガブリエルはEUパスポートを所持しているため、移籍を円滑に進めることができるようだ。
そんなガブリエルに対しては現在、特にレアル・マドリーとバルセロナが強い関心を示している模様。しかし、マンチェスター・U側に接触してきたクラブはないようだ。一方でマンチェスター・U側は、若手選手の移籍規定に違反するような行為、クラブや代理人による「不正な勧誘」の証拠が明らかになった場合は、法的措置も辞さない構えであると伝えられている。
『BBC』によると、マンチェスター・Uはガブリエルに対して「将来的にトップチームの重要な選手になる」と明確に伝えており、さらにプレミアリーグ側にユニフォーム表記を「JJ Gabriel」とするための許可取りに動いていたという。しかし、9月10日のチャンピオンズリーグ・サバフ戦でメンバー外となったことにより、本人の退団の意思は揺るがないものとなったようだ。そのため、出場が期待された9月16日のリーグカップ・ブライトン戦の前には退団希望を伝えたとされている。
そして『BBC』は、「クラブは一連の出来事に苦い思いをしており、事態を回避するために可能な限りの手を尽くす考えだ。しかし、選手側の見解は異なっている」とし、未だ選手とクラブの距離が縮まっていないと伝えた。今後の動向に注目が集まっている。




