マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、新加入FWベンヤミン・シェシュコについて語っている。
クラブワーストの15位に終わった昨季からの挽回を目指すマンチェスター・U。今夏は特にアタッカー陣を中心に強化を図り、マテウス・クーニャやブライアン・エンベウモといったプレミアリーグでも実力を証明してきたアタッカーを獲得した。さらに7650万ユーロ＋ボーナス850万ユーロ（計：約146億円）とされる移籍金を支払い、注目を集めていた22歳FWシェシュコとの契約も完了している。
そんなシェシュコだが、去就に揺れた関係でRBライプツィヒでのプレシーズンマッチはすべて欠場。また合流日の関係もあり、マンチェスター・Uでも試合に出場できないまま17日の開幕戦を迎えることになる。それでも、アモリム監督は心配していないようだ。会見で、アーセナル戦でいきなり先発する可能性を示唆した。
「時間はたっぷりあるし、彼は準備ができている。まず、フィジカル面での準備は万端だ。これはこのリーグで重要な要素だね。そして、彼は本当に賢く、細かいことにも気を配り、常に頭を使い、午後の間ずっとフィットネスに取り組んできた。プレーする準備はできているよ。先発するかどうかは、これから見守ることになる」
「彼は他の選手たちと同じようにやってきた。残って昼食を取って、メディカルチェックも受けているよ。常にフットボールのことを考えている。ベンに何かを言う必要はない。彼に関してはそういった心配はしていないよ。むしろ楽しもうとしている」
また指揮官は、ストライカーのオプションについて「3人以上の選手がいて、ポジションを争っている。本当に嬉しいね。彼らには大きなポテンシャルがあり、どんなプレーもできる。そして様々なスタイルに適応することも可能だ」とし、「（シェシュコは）これから学んでいくだろう。長年ここでストライカーをして活躍できるはずだ。だからこそ、我々は多額の資金を投じたのだ」と期待を寄せた。