マンチェスター・ユナイテッドは、イングランド代表MFメイソン・マウント獲得へ向けて3度目のオファーを提示したようだ。
チェルシーの下部組織出身で、2019年から本格的にトップチームで活躍するマウント。中心選手の1人として公式戦200試合近くに出場してきたが、今夏の去就が大きな話題に。すでにチェルシーの新契約オファーは断ったとも伝えられている中、本人がマンチェスター・Uへの移籍を望み、クラブ間交渉が始まっていることが報じられていた。
『The Athletic』によると、マンチェスター・Uは21日に4500万ポンド（約82億円）＋500万ポンド（約9億円）の2度目のオファーを提示。しかし、チェルシーは移籍金として6000万ポンド（約110億円）＋700万ポンド（約13億円）を要求し、最初のオファーは拒否したという。
そして同メディアは、マンチェスター・Uが23日にも3度目のオファーを提出したと報道。移籍金5000万ポンド（約91億円）＋変動ボーナス500万ポンドで獲得を狙っているようだ。「夏の移籍市場における最優先ターゲットの1人」の契約に向け、条件を改善した3度目の提案を行ったと伝えられている。
だが、今回もチェルシーは拒否したようだ。しかし友好的な解決策を見つけることを望んでおり、移籍合意に向けて5800万ポンド（約106億円）＋700万ポンドというカウンターオファーを提示したという。マウント陣営は、プレシーズンや新シーズンの開幕戦に欠場しないように迅速な解決を望んでいることも伝えられた。今後の展開に注目だ。
