マンチェスター・ユナイテッドは、ブライアン・エンベウモの獲得を発表した。
昨シーズンにまさかのプレミアリーグ15位と大不振に陥ったマンチェスター・U。新シーズンのヨーロッパカップ戦出場権を逃した同クラブは、巻き返しに向けて今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行することが予想されている。
すでに、マテウス・クーニャやディエゴ・レオンを獲得したマンチェスター・Uは、現在エンベウモへ関心。2019年からブレントフォードでプレーするカメルーン代表FWは、昨シーズンにリーグ4位タイとなる20得点を記録するなど大きな活躍を残し、今夏にはその去就に注目が集まっていた。
そして21日、マンチェスター・Uはエンベウモの獲得を発表。両者は1年間の延長オプションの付帯する2030年夏までの5年契約を締結した。また、イギリス『スカイスポーツ』によると、移籍金は6500万ポンド（約129億円）で最大で600万ポンド（約12億円）のボーナスが支払われるようだ。
マンチェスター・Uに新天地を求めたエンベウモはクラブの公式ウェブサイトで「マンチェスター・ユナイテッドに加入できるチャンスがあると知ってすぐに、僕の夢のクラブ、僕が幼いころに着ていたユニフォームのチームに加入するためにこの機会を利用しなければならなかった」と話し、思いを続けた。
「僕のメンタリティはいつだった昨日よりも良くなること。ルベン・アモリムから学び、世界クラスの選手たちとプレーしてここでさらなるレベルに到達するための気持ちが僕にはある。みんながここの環境や将来へのエキサイティングなプランについて僕に教えてくれた。ここは素晴らしいスタジアムと最高のファンのいるビッグクラブだ。僕たち全員が最高のトロフィーに挑戦するために意気込んでいる」
なお、エンベウモはマンチェスター・Uにとって今夏3人目の新戦力となった。