マンチェスター・ユナイテッドのOB陣は、再びMFブルーノ・フェルナンデスの振る舞いについて語っている。
今季も公式戦49試合で10ゴール13アシストを記録するなど、チームの中心として活躍し続けるブルーノ・フェルナンデス。しかし先月のプレミアリーグ第26節、リヴァプールに0-7と大敗を喫した試合でのピッチ上での振る舞いが話題に。チームメイトへ腕を振り回しながら厳しい言葉をかけていたとし、OBのギャリー・ネヴィル氏やロイ・キーン氏は「恥だ」と批判していた。
しかしこれに対し、ブルーノ・フェルナンデス本人は『スカイスポーツ』のインタビューで「評論家が仕事を受けるためになにか言わないといけないのはみんなわかっている。悪いことを言えば言うほど、仕事が増えることもあるね。僕にとってはチームメイトがどう受け入れるかが重要。あの試合後に言われたほとんどがまったくの嘘だったね」と反論している。
だが、『スカイスポーツ』で解説を務めるOB陣はその件に関して再び言及。ネヴィル氏は持論を展開した。
「マンチェスター・Uのファンで彼の振る舞い、特に負けている時に腕を振り回すような態度を好んでいる人と話したことがない。選手として彼は素晴らしい活躍を続けている。ゴールにアシスト、常に出場もしているね。ファンタスティックだよ。だけど、彼が『腕を振り回しても問題ない』と言った時、それは起きるんだ！」
「私の見解では、特に若い選手の助けにはならない。数年前にクリスティアーノ（ロナウド）がやっていた時にも呼びかけた。ブルーノ・フェルナンデスがやっている時もそうするよ」
そしてキーン氏も「すべて同意だ。感情的な選手だが、最も重要なのはクラブにとって素晴らしい選手であるということ。だが、OBが批判した時にもそこから学ぶことはできるわけで、心を開くべきだと思う。まずはあまり気にしないでほしい。だが、彼のボディランゲージ、倒れ方には改善できる部分もある」とコメントしている。