Manchester UnitedGetty

『INEOS』ラトクリフ氏がマンチェスター・U買収へ入札「再び世界ナンバーワンのクラブに」

化学企業『INEOS』のオーナーであるイギリス人実業家のジム・ラトクリフ氏がマンチェスター・ユナイテッド買収に向けて入札したことを明らかにした。

2005年からマンチェスター・Uのオーナーを務めるグレイザー家は昨年11月、ピッチ上での成績が伴わないことへの風当たりが強まる中、クラブを売却する意思があることを発表していた。これを受け、17日の入札期限を前にカタールやサウジアラビア、イーロン・マスク氏などからの興味が報じられていた。

幼少期からのマンチェスター・Uのファンであり、以前から買収への興味を示してきたラトクリフ氏は、この度入札したことを発表。『INEOS』は声明の中で「私たちはサー・ジム・ラトクリフとINEOSがマンチェスター・ユナイテッドのオーナーシップに向けた入札を提出したことを発表する」と綴り、再建に向けた意欲をのぞかせた。

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「私たちはファンと多岐にわたるコミュニティの代表としてマンチェスター・ユナイテッドの長期的な管理者としての役割を担うことを目指している。私たちは野心的で高い競争力があり、再び世界ナンバーワンのクラブにするためにマンチェスター・ユナイテッドに投資したい」

なお、ラトクリフ氏の他に、カタール最大の銀行『QIB』の会長であるシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニ氏がマンチェスター・U買収に向けて入札したことを明らかにしていた。

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