マンチェスター・ユナイテッドの幹部陣は、マイケル・キャリック監督を続投させる考えのようだ。
昨季は暫定指揮官の立場でチームをプレミアリーグ3位に導いたキャリック監督。今夏には正式な指揮官に就任して期待を集めていたが、開幕から厳しい戦いが続いている。プレミアリーグでは開幕7試合でわずか7ポイントの獲得に留まり、13位に低迷。そしてチャンピオンズリーグでは、21日にコモに1-4と敗れて1勝2敗、リーグフェーズ20位に沈んでいる。
特にコモに4失点で敗れたことは現地でも大きな話題となっており、キャリック監督への重圧は高まっていることが伝えられている。『テレグラフ』は、解任の可能性やユリアン・ナーゲルスマン氏といった具体的な後任候補の名前も報じていたが、クラブ上層部はキャリック監督の続投させるつもりであるようだ。
『BBC』によると、キャリック監督は通常通り仕事を続けており、即座に解任するというような話は耳にしていないとのこと。25日のボーンマス戦でも指揮を執る見込みであり、すでに試合前の記者会見もセッティングされているという。また、現在の監督の苦境は「選手のパフォーマンスが期待を裏切りつつけているから」といった声も内部で聞こえているようだ。
一方で、上層部はチームのパフォーマンスと結果を懸念している模様。「現在の選手層であればもっと良い結果を残せるはず」との声や、「負傷者の多さが状況を難しくしているのは確かだが、言い訳はできない。チャンピオンズリーグで戦えるだけの戦力はあり、そのレベルでプレーしなければならない」といった声も上がっているとのこと。ある関係者は「この状況を乗り越えるために懸命に取り組む必要がある」と語ったと伝えられている。
さらに同メディアは、マンチェスター・Uがすでに後任候補の選定作業に入ったことも指摘。エディ・ハウ氏、ナーゲルスマン氏、アントニオ・コンテ氏といった現在フリーの実績ある指揮官に注目しているようだ。
なお一部の上層部の間では、「近年頻繁に行ってきた監督交代が低迷を食い止めるに至っていない」との見方や「昨シーズンに見せた進歩を評価し、状況を好転させるためにもう少し時間を与えるべき」との声も聞こえているとのこと。しかし、キャリック監督の将来が不透明になっていることは確かなようだ。今後の動向に注目が集まっている。



