マンチェスター・シティは、7月の時点でプレミアリーグ独立委員会の判断について知らされていたようだ。
2009年~2018年の間に少なくとも115件の財務違反疑惑があったとされ、2023年2月にプレミアリーグから告発されたマンチェスター・C。リーグ側は正確な財務情報や選手・コーチへの報酬詳細の未提出、さらにはUEFAのファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)規則およびリーグ独自の収益性・持続可能性に関する規則(PSR)への違反を指摘したが、クラブ側は一貫してこれらの疑惑を否定していた。
その後、審理は独立委員会に委ねられると、2024年末に独立審問が終了。それから2年近くが経過した25日、『The Athletic』はプレミアリーグ側が提起した115件の告発の内、114件が違反認定を受けたと報じた。さらに29日、独立委員会も重大な違反に関連するすべての容疑で有罪認定したことを明かしている。
マンチェスター・Cは独立委員会の発表後にも容疑を否定しているが、早い段階で有罪認定を把握していたようだ。『ESPN』は、クラブ幹部は7月の時点で独立委員会による結論を知らされており、そのうえで今夏に大型補強を敢行したと伝えている。
同メディアによると、マンチェスター・Cはイングランド代表MFエリオット・アンダーソンの移籍でノッティンガム・フォレストと合意した時点では裁定結果を知らなかったとのこと。移籍合意は7月2日で、23日に正式な契約が結ばれたが、この間に独立委員会の有罪認定を把握したようだ。
なおマンチェスター・Cは今夏、エリオット・アンダーソンに続きエンソ・フェルナンデスも獲得しており、2度にわたってクラブの移籍金記録を更新。今夏のマーケットでは7人の主力選手の獲得に総額4億5000万ポンド(約937億円)を投じている。『ESPN』は、「移籍市場で巨額の資金を投じる前の段階で、すでに有罪認定を受けたことを知らされていた」と指摘した。
今季開幕から公式戦7連勝と絶好調のマンチェスター・Cだが、結果に不服として控訴することが見込まれている。今後の動向に注目だ。



