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アーセナルとマンチェスター・Cの上位対決はスコアレスドロー!冨安健洋は66分から出場し無失点に貢献

現地時間31日、イングランド・プレミアリーグは第30節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルは敵地エティハド・スタジアムでマンチェスター・シティと対戦した。

勝点64でリヴァプールと並び、得失点差で首位に立つアーセナルと、1ポイント差で3位につけているシティによる直接対決。優勝を占う大一番でアーセナルの冨安はベンチからのスタートとなり、前線にはハヴァーツ、サカ、ジェズスが並んだ。

一方、負傷により守護神エデルソンとウォーカーを欠くシティは、オルテガがゴールマウスを守り、右サイドバックにはアカンジを起用。攻撃陣では好調のフォーデンをはじめ、ハーランド、デ・ブライネ、ベルナルド・シルバが名を連ねた。

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先にチャンスを作ったのは、リーグ8連勝中のアーセナル。7分、右サイドを抜けたホワイトのクロスを、ファーサイドで胸トラップしたジェズスが右足でシュート。しかしこれはうまくミートできずゴール左へと外れる。

13試合負けなしのホームチームもすぐに反撃。15分、デ・ブライネの左CKをニアサイドのアケがピタリと頭で合わせるが、これはGKラヤの正面に飛んでしまった。

ボール保持で上回るシティだが、26分にアクシデントが発生。アケがリコ・ルイスとの負傷交代を強いられ、3バックへと移行し、中盤のロドリ、コヴァチッチが流動的に最終ラインに下りる形となった。

ボール保持ではシティが上回るものの、アーセナルは攻撃をシュートで終える。31分、ウーデゴールとのパス交換から右サイドを抜けたホワイトのクロスをファーサイドのキヴィオルが落とし、ジェズスがワンフェイクを入れてから左足でシュートを放つもゴール右へとわずかに外れた。

互いに枠内シュート0本で無得点のまま迎えた後半も、がっぷり四つの攻防が繰り広げられる。52分にはアーセナルに決定機。高い位置でボールを奪い、ウーデゴールのスルーパスをエリア内右で受けたサカの折り返しにファーサイドのジェズスが滑り込むも、あと一歩届かず逆サイドへと流れてしまう。

拮抗した展開の中、先にベンチが動いたのはシティ。61分、コヴァチッチとフォーデンを下げてグリーリッシュとドクを投入。するとこれに呼応するようにアーセナルも動く。66分、キヴィオルとジョルジーニョを下げて冨安とトーマスを投入する。

ゴール前に堅固なブロックを築くアーセナルの守備に手を焼くシティだが、アーセナルも奪ったボールをすぐにシティに回収されてしまい、カウンターまで持ち込むことができない。

アーセナルは72分にジェズスを下げてトロサール、78分には足を痛めたサカに代わってマルティネッリを投入。86分にはウーデゴールのスルーパスにトロサールが左サイドを抜け出し、ゴール前にはハヴァーツ、ファーサイドにはマルティネッリも走り込んでいたが、左足でのシュートを選択。しかしこれはGKオルテガが正面ではじき返した。

アディショナルタイムの5分間も拮抗した展開は変わらず、ボール保持で上回るシティに対してアーセナルはしっかりチームで対応し決定機を許さず。冨安も左サイドでドクの突破を止めるなど対人での強さを発揮。互いに最後までゴールを目指したもののスコアは動かず、互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。

■試合結果

マンチェスター・C 0-0 アーセナル

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