イギリスのアンディ・バーナム首相は、マンチェスター・シティ幹部との会合の詳細を公表すると発表している。
2009年~2018年の間に少なくとも115件の財務違反疑惑があったとされ、プレミアリーグに告発されたマンチェスター・C。クラブ側は現在も潔白を主張しているが、数年間に及ぶ審理の結果、独立委員会が9シーズンにわたって収益を総額8億3000万ポンド(約1718億円)水増ししていたことを指摘しつつ、重大な違反に関連するすべての容疑で有罪認定したことを発表していた。
そしてその翌日、バーナム首相は『BBC』のインタビューで財務規則違反について触れると、アブダビ資本のオーナー陣がイングランド・フットボール界から去ることを「非常に懸念している」とし、「彼らは現代のマンチェスター建設において非常に大きなパートナーであり、そしてもちろん、マンチェスター・シティを現在のような世界的勢力へと築き上げるうえでもそうだった」と語っている。
グレーター・マンチェスターの市長を9年間務めた現首相のこの発言は大きな話題を呼んでおり、今回の事件への政治介入を懸念する声も上がるなど、バーナム首相には強烈な批判が飛んでいる。翌週には報道官が発言を釈明する事態となったが、それでも市長時代のUAEとの関係性、スポーツにおける公平性よりも経済的・政治的配慮が優先される可能性など、様々な憶測や不安は拭えていない状況が続いていた。
そうした中でバーナム首相は、12日に公開される『The Rest is Politics』のインタビューで「野党党首から会合の詳細を公表するよう求められたが、それに喜んで応じる」とし、以下のように語っている。
「グレーター・マンチェスター市長としての在任中、彼らとどのような関わりを持ったのか、そのすべてを明確に公表するつもりだ。実際、会合といっても最近のものではない。重要な会合は一度きりで……それも2021年のことだった」
また、物議を醸した発言については「失言だったとは思わない。ただ、当時の私の意識はすべての論点にまでは向いていなかったとと言える。その時は労働党大会のことで頭がいっぱいで、それに関連するインタビューを受けていた最中だったからね」と説明した。





