イングランド代表DFルーク・ショーは、デンマーク代表戦も欠場するようだ
2014年にマンチェスター・ユナイテッドへ加入しこれまで公式戦275試合に出場、ヨーロッパリーグ優勝などに貢献してきたショー。エリック・テン・ハーグ監督が就任した昨季も公式戦47試合に出場するなど主力として活躍していたが、今季は度重なるケガに悩まされることに。プレミアリーグでの出場はわずか12試合にとどまり、2月半ばの第25節以来ピッチに立つことができていない。
そんな28歳DFだが、EURO2024に挑むイングランド代表メンバーに招集され、現地でも驚きの声が上がっていた。しかし、初戦となったセルビア戦（1-0）にも間に合わず。そして19日のトレーニングも欠席し、20日のデンマーク戦にも出場できないようだ。ガレス・サウスゲート監督が認めている。
「実際に、彼は当初想定していたところまで回復している。数日前には少し早まるかもしれないと期待していたが、もう少しボリュームあるトレーニングが必要だね。今日は他のメンバーと一緒には練習していない。他のメンバーよりもハードワークしなければならない日もあるし、回復しなければいけない日もあるからね」
なお、テン・ハーグ監督はオランダメディアのイングランド対セルビア戦の中継にゲストとして出演した際、ショーはグループステージ全試合を欠場すると示唆していた。これについてサウスゲート監督は、以下のように答えている。
「ルークは素晴らしい選手だ。だから長い期間プレーしていなくても、招集することを決断した。できるだけ早く起用したいが、期限は設けたくない。順調に回復しているし、彼がもたらすバランスや推進力は見事だ。同じサイドでプレーする選手が誰であれ、異なる出口を与えてくれる。現状は彼がいないので、それに適応して違う方法を見つけないと」