ゼニトに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンが、レアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスへの意図的な肘打ちを認めた。
両者に関しては、2018年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝から因縁の関係に。当時、リヴァプールは、エースのモハメド・サラーがセルヒオ・ラモスとの接触プレーで負傷し、31分に交代。リヴァプールは1-3で敗れて戴冠を逃した。
その後、クロアチア代表としてUEFAネーションズリーグでスペイン代表と対戦した際、ロヴレンはセルヒオ・ラモスと相まみえることに。試合中、セルヒオ・ラモスに対して肘打ちととれる接触をしていたロヴレンは試合後、その写真を自身のSNSにアップするなど挑発。さらに、「ハッ、ハッ、3-2だ。彼らは女々しい奴らだ」などとコメントしていた。
そのロヴレンが、エジプトのテレビ番組『Sada El Balad』で、「サラーのことがあったからラモスに意図的に仕掛けたか? そうだ。そうだろうね」と口にし、当時の肘打ちが意図的なものであったことを認めた。
「クロアチア代表としてスペイン代表と対戦した時、ルカ・モドリッチは僕とセルヒオ・ラモスに冷静になるように促していた。意図的にエルボーを食らわしたと彼に話したよ」
「ラモスのことは選手としては敬意をもっている。彼が今までチームで成し遂げてきたことはね。多くのタイトルを獲得してきた。だが一方で、選手を壊したりするような振る舞いはいけ好かないね」
「話を大きくしたくはないが、ラモスは友人を意図的に負傷させた。彼は、自分がやったことの報いを受けるべき時だった」
「チャンピオンズリーグの決勝、僕たちはサラーが負傷するまでレアル・マドリーよりもうまくプレーしていた。彼の負傷交代は大きな痛手だった。そこから彼らが試合を支配し始めたんだ」
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