リヴァプールの“最も頼れる2選手”がミスから失点…ファン・ダイクに至っては1年4カ月ぶりの珍事

【欧州・海外サッカーニュース】リヴァプール（プレミアリーグ）は、ビルヒル・ファン・ダイクとアリソンのミスによる失点で、アーセナルに逆転負けを喫した。

リヴァプールのヴィルヒル・ファン・ダイクとアリソンが“珍しく”失点につながるミスを犯した。

15日に行われたプレミアリーグ第36節でリヴァプールは敵地でアーセナルと対戦。リーグ勝ち点記録の更新が期待されるリヴァプールは、20分にサディオ・マネのゴールで幸先よく先制する。しかし、ファン・ダイクのミスで同点に追いつかれると、守護神アリソンのパスミスを拾われて決勝点を許し、1-2で逆転負けを喫した。

2018年冬にサウサンプトンから加入したファン・ダイクは、近年の躍進を支える絶対的な存在。しかし、この試合ではリース・ネルソンにプレッシャーを掛けられ、当たりそこないのパスミスをするとゴール前に走り込んだアレクサンドル・ラカゼットに渡り、そのままネットを揺らされた。なお、これがアーセナルにとってこの試合最初のシュートだったようだ。

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データサイト『Opta』によると、プレミアリーグの試合でファン・ダイクのミスが相手のゴールにつながったのは2019年3月のフラム戦以来。1年以上にわたってパーフェクトなパフォーマンスを見せていたオランダ代表DFだが、ついに相手チームに“ギフト”を贈ってしまった。

さらに、44分の決勝点の場面では、アリソンがミス。現在の世界最高守護神と評価される同選手はバウンドしたボールをダイレクトでDFラインにつなごうとしたが、ボールはまたしてもラカゼットに渡り、折り返しをネルソンに決められる。ブラジル代表守護神にとって、これはプレミアリーグの試合で失点につながった4つ目のミス。信頼をつかめないままアンフィールドから去ったロリス・カリウス、シモン・ミニョレよりも多い数字となっている。