リヴァプールは今夏に若手選手を大量に放出する可能性がありそうだ。有力メディア『アスレティック』が伝えた。
今夏の移籍市場では補強ゼロとなっているリヴァプール。市場も終盤を迎える中、「忙しい夏の終わりになる」とジェームズ・ピアース氏は予想する。ピアース氏によると、リヴァプールはナット・フィリップス、セップ・ファン・デン・ベルフ、タイラー・モートンといった選手のオファーを検討しているとのこと。また、カイデ・ゴードン、ステファン・バイチェティッチ、ベン・ドークら若手選手はレンタルでの放出となるようだ。
27歳のフィリップスはすでに戦力とみなされておらず、21歳のモートンもブレイクの可能性を秘めながらチャンスを活かすことはできていない。22歳のファン・デン・ベルフに関してはプレシーズンで結果を残していたものの、トップチームに4人のCBがおり、マルク・グエイ獲得の可能性もあることから、放出されることになるようだ。
一方で、いずれも10代であるドーク、ゴードン、バイチェティッチといった若手選手たちは、トップチームで活躍できることを証明する時間は残されており、当面はレンタルで経験を積むことになるとの見方となっている。