リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ニューカッスル戦後にアクシデントに見舞われていたようだ。
1日に行われたプレミアリーグ第20節で、ニューカッスルと対戦したリヴァプール。本拠地アンフィールドでの一戦、前半はサラーがPKを失敗するなど一進一退の攻防が続いたが、後半開始早々にサラーが先制点を奪う。直後に追いつかれたが、74分にジョーンズのゴールで勝ち越しに成功すると、その後ガクポ、サラーにゴールが生まれ、最終的に4-2で勝利を飾っている。
これが今季リーグ戦13勝目となり、勝ち点を45まで伸ばしたリヴァプール。新年初戦も勝利を飾り、2位アストン・ヴィラに3ポイント差をつけて首位をキープすることに成功した。
しかしこの試合後、クロップ監督にアクシデントが。アンフィールドのスタンドに詰めかけたファンと勝利の喜びを分かち合っている際、結婚指輪を紛失。自身の周囲を探し回るもなかなか見つけらず、スタジアムスタッフにも一緒に探すようにお願いしている。そしてその後、中継を行っていた『スカイスポーツ』のカメラマンが発見。指揮官は指輪を拾い上げ、カメラに向かってリングにキスしている。
そして会見でこの件について聞かれたリヴァプール指揮官は、「なんてこった、本当に最悪なことになるかと思ったよ」とコメント。「人生の中で1回だけなくしたことがあったんだ。しかも海の中に落としたし、プロのダイバーに依頼するのが必要だった。時々、体重が1～2kg減るとサイズが合わなくなるんだよ」と説明している。
リーグ戦では13試合負けなし（9勝5分け）を達成し、無事に結婚指輪も見つけたクロップ監督。次戦は7日、FAカップ3回戦でアーセナルと激突するが、この試合も笑顔で終えることができるだろうか。