Jordan Henderson LiverpoolGetty

リヴァプールMFヘンダーソン、過密日程&コロナ禍の現状に「誰も選手の幸福を真剣に考えていない」

リヴァプールのジョーダン・ヘンダーソンは、過密日程や新型コロナウイルス感染が続く中で予定通りに試合が開催される現状への不満を示した。

新型コロナウイルスの新種株が確認されるなど、過去最大規模の感染拡大の続くイギリス。この影響はプレミアリーグのクラブにも及んでおり、リヴァプールを含む多くのクラブで複数の陽性者が確認されている。

先週末には10試合のうち6試合が延期され、クリスマスシーズンの試合開催が不透明な状況だったが、20日にリーグ側は日程通りの試合開催を発表した。

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そんな中、リヴァプールの主将であるヘンダーソンはイギリス『BBC』で「多くの人がどれだけの状況なのか、実際に見ない限り正しく理解できているとは到底思えない」と話し、思いを口にした。

「僕たちにとってフットボールはすべてで、ピッチに足を乗せたときはいつだって最高レベルでプレーできることを望んでいる。でも、残念ながらこの時期にそうすることは簡単ではない。ここ数年間もこんな状況が続いているし、そして今ではコロナウイルスだ。さらに難しく、さらにひどい状況になっている」

「誰も選手の幸福を真剣に考えていないんじゃないかと心配している。もちろん、僕たちはフットボール選手としてプレーしたいけど、選手の幸福に関して僕は心配しているし、特にこの時期、さらにコロナウイルスもある中で、誰も真剣にこのことを捉えていないと思う」

「僕たちは話し合って何らかの影響を及ぼそうと思う。けど、このことが選手の幸福のために適切ではないと発信する力については、選手たちが本来受けるべきリスペクトは感じられない」

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