フェイエノールトのアルネ・スロット監督は、リヴァプール行きが間もなく決定すると明かした。
2015年から9シーズンにわたってリヴァプールを指揮しているユルゲン・クロップ監督が今シーズン終了後に退任する。世界的な名将の後任にクラブが誰を招聘するのかには大きな注目が集まっている。
当初は元所属選手でレヴァークーゼンでブンデスリーガ優勝を成し遂げたシャビ・アロンソ監督やポルトガル王者スポルティングのルベン・アモリム監督らの名前が浮上。しかし、両指揮官ともに残留することが決定的で、リヴァプールは他の候補に絞っていた。
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そして、先日からクロップ監督の後任候補の最有力に挙がるのがスロット監督。昨シーズンにフェイエノールトでエールディヴィジを制した同指揮官の引き抜きに向けてリヴァプールがオランダのクラブと交渉していることが明らかになっており、有力メディアが両クラブが補償金で合意したと伝えていた。
かねてからスロット監督はリヴァプール行きを希望する発言を残し、さらに先日のサポーターが観戦してのホーム最終戦となった5-0で勝利したPECズヴォレ戦後にはサポーターへの別れの挨拶ともとれる一幕も。これを受け、リヴァプール行きが決定的であると予想されている。
そんなスロット監督は10日のプレスカンファレンスで自身の将来について「まだ決まってはいないが、数日中に決まるだろう」と話し、リヴァプール行きが間もなくであると主張した。
「単純な買い物リストを持って店に行くことよりも時間のかかるものだ。このような類のことは適切な時間を必要としている。まだ正式な通達はないが、心配しないでほしい、間違いなくすぐに実現する」