モナコMFユスフ・フォファナは、噂されたマンチェスター・ユナイテッド移籍には興味がないようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
現在25歳のフォファナは、母国フランスのストラスブールでプロキャリアをスタートさせると、2020年1月にモナコへ完全移籍。ボランチの主軸として活躍し、ここまで公式戦175試合に出場して7ゴール15アシストをマークしている。また、2022年9月にはフランス代表にもデビュー。2022年ワールドカップにも6試合出場すると、EURO2024でも3試合出場している。
そんなフォファナだが、今夏の移籍市場で去就に大きく注目が集まっている。イタリア複数メディアによると、ミランが選手と個人合意に達した一方で、マンチェスター・Uやウェストハムが獲得に動いていることで状況が複雑になっていると伝えていた。
しかし『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、フォファナはマンチェスター・Uの提案を断った模様。ミランへの移籍を望んでおり、今夏、もしくはモナコとの契約が満了する来夏の加入を希望しているようだ。すでにウェストハムのオファーを断っており、マンチェスター・Uに関しても同じ決断を下したという。
なお、フォファナはすでにミランと4年契約に合意したとも。しかし、モナコ側は簡単に手放すつもりはないようだ。移籍金として、ユヴェントスがケフラン・テュラム獲得へニースに支払った1700万ポンド（約31億円）を下回る金額で売却することはないと伝えられている。