リーズ・ユナイテッドは、ドミニク・カルヴァート＝ルーウィンの獲得を発表した。
田中碧らの活躍もあり、昨シーズンのイングランド2部チャンピオンシップを制して3年ぶりにプレミアリーグの舞台に返り咲いたリーズ。今夏にはプレミアリーグ定着に向けて準備を進め、これまでにショーン・ロングスタッフやアントン・シュタッハら7選手を獲得している。
シーズン開幕を直前に控える中、リーズはさらなる補強に成功。クラブは15日にエヴァートンで活躍したカルヴァート＝ルーウィンを獲得したことを発表した。両者は2028年夏までの3年契約を締結している。なお、同選手は今夏に無所属になっており、移籍金の発生しないフリートランスファーとなる。
2016年に加入したエヴァートンで公式戦273試合71得点を記録して2020年にはイングランド代表デビューも飾ったカルヴァート＝ルーウィン。しかし、2021年から立て続けに負傷して離脱すると、近年は当初の輝きを放つことができずに昨シーズンは公式戦26試合で3得点を記録するにとどまっていた。
カルヴァート＝ルーウィンは『LUTV』で「本当に楽しみにしている。学校の初日のような気分だ。新しいスタートを切り、このフットボールクラブを代表することが待ちきれない子供に戻ったような気分だ。ここはとても大きなファンベースのあるとても大きなクラブだ。僕は本当に、本当にこのクラブの一員になりたかった。センターフォワードだった監督とも良い話ができた」などとコメントした。
また、ダニエル・ファルケ監督は「彼にとってキャリアを取り戻すため、以前のパフォーマンスにたどり着くためのチャンスだ。それに、我々はプレミアリーグで実績のある選手を獲得したのだから、我々にとっても大きなチャンスだ。彼が自信を取り戻すために、我々は彼のコンディションを少しずつ整えていく。彼は我々にとって素晴らしい選手になれる」と期待を寄せた。