MF鎌田大地が所属するラツィオは18日、イゴール・トゥドールが指揮官に就任したことを発表した。イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』のローマ版が今後の起用法を分析した。
セリエA第28節のウディネーゼ戦で公式戦4連敗を喫し、指揮官のマウリツィオ・サッリが電撃辞任したラツィオ。クラウディオ・ロティート会長のクラブは18日、過去にマルセイユやヴェローナなどを率いたクロアチア人指揮官トゥドールが新監督となることを発表した。
そんな中、イタリア紙は「ラツィオはトゥドール指揮下でどのように変わる」との見出しをつけ、今後のラツィオの布陣に注目した。トゥドールは3バックを好む指揮官として知られ、「トゥドールがラツィオのベンチに座るということは、シモーネ・インザーギ指揮下で多くの成功を収めた3バックへの復帰を意味する」と指摘し、ルカ・ペッレグリーニやマヌエル・ラッザリのように「4バックで苦戦しているメンバーがウィングバックとしてプレーすることで際立つ可能性がある」と主張した。
またシステムに限らず、プレースタイルについても言及している。「トゥドールは、サッリとは明確に異なる複数の原則に基づいて動く」と指摘。「マンマークで、ピッチ全体で守備をする」傾向にあり、「待機戦術を多用し、ボールポゼッションを目指した」元ラツィオ指揮官とは異なる特徴を持っていることを伝えた。
「監督のアイディアと選手の特徴のハイブリッド」で「2タッチまでのパス回しがサッリの戦術の特徴だったが、トスカーナ人指揮官が過去に率いた他のチームとは異なり、(ラツィオでは)必ずしも効果的ではなかった」とも分析。「こうした背景から、サッリは妥協を試みたものの、数人のメンバーを完全にはねのけてしまった」と振り返り、出場機会に恵まれなかった鎌田大地やニコロ・ロヴェッラの名前を挙げた。
だが今後、「2人はトゥドールの中盤において再活用される可能性がある」とイタリア紙は指摘。「日本人選手は相手陣内へ侵入するインクルソーレ(襲撃者)」として活躍できる可能性があると予想している。


